元保育士が
子どもと接するときに気を付けていたこと4つをご紹介します
私が働いていたときに、4つのことを気を付けて接していました
保育士になる方や育児でも参考になるといいなとおもいご紹介いたします。
子どもとの接し方でこどもに与えてしまう影響もあるんです。
保育士は毎日気を付けて接しています!
①言動に注意する
子どもたちと接するときは基本笑顔で優しくお話しします。
大人が使っている言葉を子どもはすぐマネしちゃいます。
もちろん悪口や言葉遣いも気を付けますが
叱るときは、
きつい言葉で言わないこと・イライラしている感情を
出さないことを気を付けていました。
(例)✖「早く片付けて」→○「誰が早く片付けられるかなー」
✖「ダメ!!」 →○「○○だからしてはいけないよ」と
こどもが納得できるような言葉をかけてあげるように気を付けていました
まだ言葉がわからない0歳の子どもには
大きい声を出して叱るとパニックになり恐怖心を抱いてしまう可能性があります
同じ悪さをしないようにこちらが環境を整えて対策をします。
②表情や動きをよく見る
年齢やこどもによりますが、
うまく言葉をでないときやどういう風に伝えたらいいかわからない子
いろんな子がいます。
表情や動きをよく見て何を伝えたいのか・体調は悪くないかを確認します
理由もなくずっと不機嫌だったりすると体調が悪い可能性があります。
子どもを見ているといつもと違う行動をすぐに発見できるので
普段からよく見るようにしていました
③子ども達の意見や思いを大切にする
こども達の言葉をただ聞くのではなく「傾聴」(耳を傾けてきく)
ことが大切だと思っていて、きちんと聞くようにしていました
聞き上手な方には、子どもたちが集まります
「自分の気持ちを理解してくれる」「思ったことを聞いてくれる」と
自分達のことをきちんと見てるんだと感じます。
子どもたちとの信頼関係を築くためにも大切なことだと思っています
④その日の感情で子どもを振り回さない
体調が悪い時や嫌なことがあってイライラしている日って誰でもありますよね
ですが、そのままにしていると子どもは気づきます
なかなかいないと思いますが、その日の気分で子どもに対する態度が変わっていたら
子どもはビクビクして過ごすことになってしまいます。
どうにか明るく接しようと考えていても
子どもにはわかってしまいます
なので、イライラしていたり悲しいことがあった時
感情的になってしまわないように言葉を気をつけ
明るくなれるよう自分の感情をコントロールしましょう!

NGな言動!いってはいけない言葉紹介
子育てをしているとふと使ってしまう言葉がありますが
悪影響だったり、子どもに響いていない言葉があります
◆ほめ言葉……「すごいね!」「えらいね!!」
こどもが一人で片付けられた時・着替えができるようになった時
思わず言ってしまう「すごい」「えらい」ですが
言い過ぎに注意なんです!
ほめるということは大事ですが、ほめすぎてしまうと
「なにかを達成する」という思いから「ほめられたい」という目的で行動にでてしまいます
そうなってしまうと、だれも見ていない所ではやらなくなったり
褒めないとやる気を出してくれなくなってしまいます。
正しいほめ方は共感することです!
大げさに褒めるよりも、頑張った姿を認めてあげましょう
「やったね」「頑張ったね」「良かったね」と共感してもらうだけでいいんです
◆失敗を恐れて注意してしまう言葉
友達と遊ぶ際に「仲良くして遊ぶのよ」と声をかけられたことありませんか?
また、子どもが何かをチャレンジして
失敗したとき「ほらーやっぱり言わんこっちゃない」だとか
こういう言葉は子どもの成長を妨げてしまう可能性があります
言われすぎると次第に子どもは失敗して指摘されるのを恐れてしまいます
大人の指示で動くようになり
自分で行動ができなくなってしまう子になってしまいます。
自分で行動ができなくなってしまういわゆる「指示待ち人間」になります。
子どもは失敗をして成長をします。
失敗をするから次は正しい行動ができます
自分で考えて行動ができる子に成長させてあげましょう。
まとめ
子どもとの接し方でこどもの信頼関係を築くことができますし
接し方によって子どもはドンドン成長していきます。
何気ない言葉で子どもの成長を妨げてしまう可能性があるので
気を付けて接していきましょう。
何か当てはまることがあったら、参考にして心がけてみてください。